大切にしていること

12の大切なこと  ~2011~

1.自分を生きる
まず何よりも“自分自身の人生を生きること”が大切。常に「在り方」を意識して自分をみつめ、自分が生まれた目的を探求しつづけること。人や世間の評価、流行を意識しすぎると、自分を生きられなくなってしまう。どんな時代であっても“自分を生きること”。

2.あるがままが大切
素敵な自分、素晴らしい自分、頑張れる自分、隠したい自分、誤魔化したい自分、嘘をつきたくなる自分、諦めてしまう自分、ダメな自分、これらすべてが“あるがままの自分”。どれもが、かけがえのない自分で素晴らしい。自分を正当化したり、他と比較したり。こんなことは全く必要ない。

3.自立することが大切
自立とは、いつも当事者であること、あるいは当事者意識を持つこと。自立していれば、人のせいにして不平不満を言ったり、不安になったりも、少なくなる。いつも問題の原因を自分の内側に求め、多くを学びとることができる。

4.自分を愛する
自分を愛することは、自分の命を心から尊重すること。そうすれば自ずと自分の命を支えてくれるすべてのものに心から感謝できる。周りから認められた自分や、愛されている自分を愛するのは、単なる自己チューで自分を愛するのとは違う。「在り方」を心の中心に据えて生きると、周りに求めず、心から自分の存在に歓びを感じて、自分が愛することができる。

5.すべてから“学ぶ”
自分にとって理不尽と思う出来事からでさえ、見方を変えたり、自分の内面に向き合うことで、学びになる。
解決できない問題や課題や、自分のところには起こらない。必ず、自分が大切なことを学ぶために、その事は起きるようになっている。

6.考えることは大切、感じることはもっと大切
頭で考えることは、既存の知識から組み立てていくもの。枠を超えた発想は、感じたことから生まれてくる。
頭で考えて分かったことは、心がしっかり感じとって納得していない限り、行動にならない。考えて伝える事よりも、心から感じた想い伝える事の方が、ずっと人に伝わり、時には感動を与えることもできる。

7.人の気持ちにそっと寄り添う
困っている人、助けを必要としている人をみたら、さっと手助けする思いやり。
悩んでいる人、理不尽な出来事で行き詰っている人がいたら、その気持ちを察しながら、耳を傾け、話を聴ける思いやり。
何よりも思いやりを大切にすること。

8.“今を生きる”ことが大切
私たちは生きているこの瞬間は、過去でもなく未来でもなく「今」であること。過去や未来に意識が飛んだときには、「今」を意識しなおすこと。
過去を悔んだり、未来を憂いたりして「在り方」を置き去りにした生き方にならないようにすること。

9.自分が囚われていることに気づくこと
生まれてきてから、色々な価値観と触れ、影響を受けて生きてきている。中には、知らず知らずに囚われてしまった価値観があるという事を知っておくこと。知っていれば、気づけるチャンスがある。
囚われている価値観は、これまでの人生を支えてきた大切なものでもあるが、一方でもしかすると、その価値観にがんじがらめになっているため、不自由になっていたり、不調和をもたらしているかもしれない。

10.ネガティブな感情は“気づきの宝庫”
一般的にはポジティブな感情はよくて、ネガティブな感情はよくないものと言われることが多いので、ネガティブを避けたり、無視したり、なかった事にしがちであるが、実はネガティブな感情は、自分の中にある大切な想いや志を教えてくれるとても大事なシグナルであるということをいつも頭に入れておくこと。

11.歓びと感謝で生きる
出来事はすべて必然。思い通りにならないことも、予期せぬことも、人や環境の所為にしたいことも、すべて感謝で受け止める。
当たり前のことも偶然もないので、どんなに小さなことに対しても、感謝で生きると、歓びに溢れた毎日になる。

12.心と行動の一貫性を保つ
本来の一貫性は、言葉と行動が一致し、さらに心から想っていること。心が大切。
“在り方”を想い起こし、自分の行動の拠りどころになっていることで、本物の自信、信頼は得られ、しっかりと人と繋がり、分かち合うことができる。

9つの漢字  ~2009~

私たちが、当社の活動を通じて、ずっと大切にしていきたいことを9つの漢字一文字で
表しています。これらは、私たちが「大切にしている想い」「ありたい姿」であり「目指す
方向」に他なりません。
私たちの活動に共通する「想い」です。
これら9つを「合言葉」として、私たちは多くの方と分かち合い、つながっていきたいと願
っています。

 太古の昔から地球が育んできた自然、その自然が互いの命を育み育まれ調和し
て存在しています。
私達は自然を観たり感じることで、癒され充たされ豊かになります。そして人を思いやっ
たり、助け合ったりと、人との間にも美しい光景が繰り広げられていき、心の中が清めら
れていきます。すべての命が調和してつながり、あらゆるものを皆で分かち合うとき、地
球は美しくあり続けるのではないでしょうか・・・

 人との出会いや巡り合い、自然から受ける感動など、様々な縁があります。
自ら積極的に関わろうとして結ぶ縁もあれば、たまたま出会った縁もあるし、気にもとめ
ていないところから広がる縁もあります。初めての出会いにも関わらず、懐かしさを感じ
る縁もあります。私たちが素敵なこと、素晴らしいことを分かち合いたいと願う時に引き
寄せてくる縁。
縁を大切にしていくと、色々な人たちを引き寄せ繋がっていくことができ、気づいたら大き
な輪が広がっています。
そのような縁から、互いを高め合い、勇気を与えあえる縁にできればと思っています。

 幼い頃からのあこがれであったり、ふとした瞬間に思いだしたことであったり、無理
だと諦めていたり、自分一人では思いだせなかったけれども何らかの刺激で思いだした
りなど、そんな想いが夢の始まりです。
夢を語り応援されているとわかると、もっと夢を近付けようと夢中になったり、人の夢を応
援する楽しさから、自分も夢を追いかけようと思ったり、自分も周りも幸せにします。
夢は、今を生きる躍動感につながり、夢見る人々にワクワク感をもたらし、力強く生きるエ
ネルギーを与えてくれます。一人ひとりが主人公の夢が、皆を繋げ、皆が笑顔になるシン
ボルへと発展していくこともあります。
夢は皆に希望を与え、期待が高まる毎日をもたらします。

 困っている人、弱い立場の人をみるとほっておけない愛もあるし、わが子の成長に
目を細める愛、こよなく互いを求め合う愛もあります。生きとし生けるものすべてを慈しむ
愛もあります。
愛は、皆の幸せを常に願い続ける温かな想いであり、分かち合えば分かちあうほど溢れ
だし、笑顔の花を咲かせ、幸せの輪となり広がっていきます。愛は、皆が共に生きていく
ときにベースとしたい想いであり、皆に歓びをもたらす知恵を生み出す源でもあります。
愛は、互いの立場や想いを汲み取る思いやりと、懐深く、違いも何もかも全てを包み込み
認める温かさでもあります。ときには相手の成長を願い、相手にわかるように諭す思いや
りとして表現される愛もあります。
愛は自ら主体的に行動する時に、計り知れないほどの歓びを私たちにもたらします。
自然を、命を、存在するあらゆるものを愛するとき、自分の存在が宇宙の中でしっかりとし
た存在であることが実感できます。
愛するとき、自然から、命から、あらゆるものからの愛で満たされます。美earthは、愛する
事の素晴らしさを分かち合えればなぁ...と思っています。

 絆と言ってすぐにイメージされるもの、それは親子、男女、同志などです。
どの関係も最初から「絆」として存在しているものではなく、出会い知り合ってから時間をか
けて、互いを理解し合おうとしながら深めていくもののようです。皆一人ひとり、私たちは違
って当たり前です。
互いの違いについて、苦楽を共にし、互いを育み認めながら、絆を築いていきます。
絆は一朝一夕に築き上げられるものではなく、あるときには「違い」に苦しみ、またあるとき
には「違い」に魅力を感じ、そのような時を重ねながら、互いの存在に歓びを見出し、小さな
信頼を積み上げ、築き上げていくものです。
それぞれ得意な分野や情報について分かち合ったり、違いを認めながら繋がることで勇気
を与えあったりして、美earthはこぎ出していきます。

和は「なごみ」とも読みます。
心も身体も何ものからも脅かされず、安らいだ場で、温かい言葉、やさしい微笑みがあふれ
ている満ち足りた世の中には和があります。
和を原点にすると、民族同士が争わず、国と国が戦わず、意見の食い違いから対立せず、
領土や資源や食糧を奪い合わず、富を一人占めせず、自分のことだけ考えずに、互いを尊
重し合えるようになり、話が弾み、笑いがあふれ、皆の輪が広がっていきます。
皆の幸せを生み出す人々の心の故郷である和、心の拠り所である和、そんな和が広がっ
ていけばいいなぁと思っています。

 志は、皆の幸せを願う愛があり、皆が喜んで応援したくなるものです。
自分の内から湧き出ずる想いであり、人生を歩む時に踏み出す方向を決めるものです。
志があれば、目先の事にこだわらず、大きな視点で物事をみることができます。
志を持つことで、常に人と共に在ることを大切にでき、大らかな気持ちで受け止めることが
でき、細やかな面をも包み込んで生きていくことができるのではないでしょうか?! 
志は本来の自分が向かうところであり、自分の役割でもあるようです。

 すべての命は互いを育みながら一生懸命に生きています。
私たちの立っている大地は、すべての命を育みます。また大地は、すべてを受けとめます。
大地はすべての命のゆりかごです。このゆりかごに養分があり、エネルギーに満ちている
から、命を育み続けます。一方命にも、自ら育つ力があります。
命そのものが自らを育て、自らに生きるエネルギーを与えているのです。そしてあらゆる命
が共に互いを育てあっていきます。
命はつながり、互いに与えたり、与えられたりしながらの繰り返しで、互いを育み合います。
すべての命の見事なハーモニーが、豊かな地球を育くみ維持しています。美earthは、どの
命も愛しく思えるやさしさを大切にし、一つひとつの命を尊重し、命を慈しめる愛を大切にし
たいと願っています。

 「ありがとう」「ごめんなさい」を大切にするとき、互いの心に温かなものが通い合うの
を感じます。心地よく感じたときには、足取り軽く動きたくなり、いやだなと感じたら、どうした
らいいかしらと様々なことを考え始めます。相手との違いを認めたくないとき、相手が嫌が
るかもしれないと思い言葉を呑み込むとき、いろいろと感じるのも心です。静かにあるがま
まそのままを鏡に写し出すように受けとめると、素直に感じたままを伝えることができます。
心で感じたことは、相手の心に届きます。心はいつも心と繋がっていたいと願っているよう
です。素直に感じ伝えるとき、相手を傷つけたり、怒らせたりしない言葉や仕草が自然に
でてきます。
心は、いつも人とのぬくもりから豊かな栄養を補い、やさしさ、思いやりを生みだします。
人との関わりの中からもたらされた豊かな栄養に満ちた柔らかい心、みずみずしい心、
しなやかな心は、さまざまな出来事や人をしっかり受け止め、人と人とを繋げていくことでし
ょう。










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